世界のねじを巻け!

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腸活やダイエットの観点から絶対に食べてはいけない食べ物 5選

今日は、食べると健康やダイエットに悪いかと思われる食品についてまとめていきたいと思います。

 

目次

 

 

 

 

①マーガリン・ショートニング・ラクトアイス

トランス脂肪酸は心疾患のリスクを高める、米国では禁止されているが日本では表示義務がない

マーガリン・ショートニング・ラクトアイスなどの食品にはトランス脂肪酸と言う成分が含まれています。トランス脂肪酸は心疾患のリスクを上げるとされています。

トランス脂肪酸は902年にドイツのウィルヘルム・ノーマン博士によって発明されたものです。常温で液体の植物性油に水素を添加すると、植物性油が固形化すると言うことを発見したのです。

トランス脂肪酸はバターなどの動物性の油に代用されました。安価であり、かつ食品が長持ちし、サクサクとした食感が特徴なのです。なので、ビジネスのための食品とは大変相性が良く、その用途は多岐に渡っています。マーガリンやショートニングだけではなく、クッキーやクラッカー、ドーナツやパイ、コーヒークリームなどのなかにも多く含まれています。

1990年代初頭、ハバード大学のウォルター・ウィレット教授らは、トランス脂肪酸には悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす働きがあり、心疾患のリスクを高めると発表しました。そして、ハバード大学のフランク・フー博士らが発表した調査によるとトランス脂肪酸を2%だけ不飽和脂肪酸に置き換えると心疾患のリスクが、53%も減少すると言うこともわかりました。

これらを受けて、アメリカではトランス脂肪酸の使用は禁止されています。

しかし、日本では未だに使用は禁止されておらず、表示義務もありません。なので、実際どれくらいの量のトランス脂肪酸が使用されているかは分かりません。なので、植物性油を固形化した食品は極力避けることしか対策はありまん。マーガリンは動物性のバターを使い、ラクトアイスよりは動物性のアイスクリームを食べるのが良いでしょう。

 

トランス脂肪酸は消化にも悪い 

心疾患のリスクを上げるのが最も有名で重大ななトランス脂肪酸の害悪ですが、腐りにくいことからも分かるように、とりあえず大変消化に悪いです。私の弟は、小さい頃に免疫力が弱かったせいか、ラクトアイスを食べるとお腹を壊したり、蕁麻疹が出たりしていました。

 

アイスにはアイクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの三種類がある

ところで、アイスにはアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの3種類があるのをご存知でしょうか?乳成分の多さで分類されています。アイクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの順で乳成分が多くなっています。

脂肪と糖質には食欲増進作用があるので、どれもダイエットには向かない食品ですが、どうしても食べたいのであればトランス脂肪酸がリスクが少ないアイスクリームをお勧めします。

 

 

②フライドポテト・ポテトチップス

AGEには発がん性がある、老化も促す

ファーストフード店だけではなく、今ではコンビニなどでもフライドポテトは置いてありますね。それだけ、安価で人気のある商品だと言うことなのでしょう。

フライドポテトもポテトチップスもカロリーが高いので太りやすそうと言うことは分かるのですが、問題はそれ以上に深いようです。

 

フライドポテトやポテトチップスなどの揚げ物AGEと言う発がん性の高い成分が含まれているようです。AGEは特に前立腺がんの発症原因になることで知られています。シアトルのフレッド・ハッチンソンがん研究所はフライドポテトやフライドチキン、ドーナツなどの揚げ物を定期的に食すると前立腺がんのリスクが上がると発表しました。

AGEはがんのリスクを上げるだけではなく、老化を促す成分として知られています。

AGEは高温で調理することによって増えていく成分なので、同じ食品でも生で食べるのが最も少なく、煮るより蒸す方が多く、蒸すより焼く方が多く、焼くより揚げる方が多く含まれることになります。

 

脂質と糖分には食欲増進作用がある 

また、フライドポテトやポテトチップスは糖質と油の塊のような食べ物ですが、糖質と脂質は前述のように食欲増進作用があるので、基本的に幾らでも食べられるように出来ています。袋をあけたが最後、少しのつもりが全部食べてしまうということはよくありますねよね(^^;)

糖質や脂質は自然界では、かなり貴重な成分であり、餓死しない為には重要な成分なので、摂取すると脳は快楽物質を出して、更に摂取を促すように出来ています。

 

 

③ゼロキロカロリー飲料

人口甘味料はダイエットに有効ではない、更に糖尿病リスクを上げる

減量のためにカロリーを気にしてゼロカロリー飲料を飲まれている方は多いかと思います。私も以前は飲んでいました。しかし、思った程減量は上手くいかなかったです。それには理由があるようで、更にそれ以外の問題もゼロカロリー飲料にはあるようです。

 

まず、やはりゼロカロリー飲料はダイエットには有効ではないとこが報告されています。テキサス大学で6184人の成人を対象に8年間、ゼロカロリーを飲んでいた人を調査したところ、36%にメタボリック症候群、67%に2型糖尿病のリスクがあったそうです。

 

特に糖尿病のリスクを上げる点は著しいようです。それは普通の清涼飲料水を飲んだ場合と比較しても高いリスクのようです。フランスの研究者らが、14年間約6万年6000人の飲み物の習慣に関する調査を行ったところ、ゼロカロリー飲料を1週間に500㎖飲むグループは、普通の砂糖入りの清涼飲料水を飲むグループとを比較すると、15%も糖尿病のリスクが高くなったそうです。更に、1週間にゼロカロリー飲料を1.5ℓ飲むグループは、普通の清涼飲料水を飲むグループと比較すると、59%も糖尿病のリスクが増えたようです。

 

原因は腸内環境の変化と言われている

このような現象の原因として考えられているのが、人工甘味料がもたらす腸内環境の変化です。人工甘味料を与えらたラットは腸内の善玉菌の数が減ることが知られています。ダイエットに影響する代謝を促すヤセ菌は善玉菌の数が多い方が作用するので、ゼロカロリー飲料を飲んでもダイエットが上手くいかないのはこのためでしょう。ダイエットのことを考えるなら、ゼロカロリー飲料よりも普通のお茶か水を飲んだ方が良いです。

 

 

④加工肉(ベーコン、ソーセージなど)

加工肉は保存もきき、コンビニのレジ前においてあるのでついつい多く食べてしまうという方も多いのではないでしょうか。私も良く買ってしまいがちでした。

 

加工肉に含まれる亜硝酸塩は発がん性がある物質に変化する

加工肉に多く含まれる微生物の繁殖を抑えるために使われる亜硝酸塩が胃がんや大腸がんのリスクを高めるとされています。亜硝酸塩を含む肉を高温で調理すると発がん性物質のニトロソアミンに変化します。また、高温で調理しなかったとしても亜硝酸塩は胃酸の働きでニトロソアミンに変化するようです。

 

AGEを多く含み老化を促す、揚げてあるものは最悪

また、加工肉は高温で調理されているので、老を促す物質であるAGEの含有量も多いです。老化を促す食品といって良いでしょう。

特に、コンビニにおいてあるフランクフルトは最悪で、加工肉である上に最後に油で揚げて調理しています。ホットプレートで焼くよりも、まんべんなく熱を伝えやすく、カリッとした食感も生まれるので油で揚げてあるのだと思いますが、健康の面から考えると良いことはありません。

 

 

⑤インスタントラーメン

女性は特に太りやすくなる

ハーバード大学の2007年~2009年の研究によるとカップラーメンを食べている女性は太りやすくなるとの事です。

その研究によると、週2回以上、インスタントラーメンを食べる女性は、月に一度も女性に比べて68%もメタボリックシンドロームの確立が高かったそうです。また、週に1度インスタントラーメンを食べる女性は食べない女性に比べて26%、メタボリックシンドロームの割合が高くなっていました。

男性の場合そのような相関関係は見られませんでした。

女性にだけそのような差が出た理由として考えられているのが、環境ホルモンとして知られるビスフェールA(BPA)と呼ばれる化学物質の影響です。

BPAは発砲スチロールの容器にお湯を注いだ時に溶け出す物質で女性ホルモンと同じような構造を持つため、ホルモン調整作用がかく乱されてしまうのではないかと言われています。

 

単純に塩分量が多い

 WHOが推奨している一日あたりの食塩の摂取量は5gです。

そして、カップラーメンには1杯で5g以上の食塩が含まれていることもあります。

スープまでは絶対に飲まない方が良いですね(^_^;)

食塩を多く摂取すると高血圧や動脈硬化などの血管の病気や骨粗鬆症、胃がんや認知症のリスクも上がるそうです。塩分が多く含まれている食品はカップラーメンだけではないので、それらのものにも注意したいところであります。

 

AGEも多く、老化を促す

ポテトチップスや加工肉のところでも申し上げましたが、高音で調理した食品には老化物質であるAGEが多く含まれています。

麺が揚げてある点は普通のラーメンとカップラーメンの大きな違いだと思います。

 

そして、勿論、糖分と脂質の塊

 糖質と脂質には食欲増進作用があるので満腹感を感じにくいということは何度も書いた通りですが、勿論、カップラーメンにも当てはまります。

ごはんに脂肪分をかけている料理なんていくらでもありますね(^_^;)

カレーライス、ハヤシライス、などなど。これらのものほど程に食べるように注意したいところです。

 

 

おわりに

今日は体に食事について色々と考えてみました。

 

これは身体に良いと言う食べ物について考えるだけでなく、身体に悪いからこれは食べないと言うアプローチで食事について考えてみるのも重要なことかと思います。

 

今日はこの辺で(^-^)/